OCができるまで

オーダーカンパニーはベトナムに拠点があり、そこで暮らしてはや 10年が経ちますが、 ここで暮らして驚いたことは、人のぬくもりがこもった商品に日々沢山出会えることです。

街を歩いていると『なんでも創れるもんだな』っと感心します。
たとえば、ベトナムには郊外でバーベキューっといった習慣がまだありません。
ただ、僕たち日本人には、やっぱり、涼しい季節は、庭や、屋上でバーべキューが恋しくなります。
しかし、バーベキューセットなるものはベトナムには売っていないんです。
そこで、ブリキ通りというすべてブリキ屋という通りがあるんですが。
そこで、写真を持っていくと、「できるぜ!」っと返事が帰ってきて。
その場で待つこと 2 時間、見事?完成してしまうんです。
日本だと、もしできたとしても見積もりとって、1 週間後の納品です。となるでしょうね。

写真:ブリキ通り

 

オーダースーツとの出会い

現在、オーダーカンパニーではオーダースーツを主とした商品としています。
日本でも昔はスーツといえば『仕立てる』が当たり前の時代があり、
街には仕立屋が並び、誰もが行きつけの店がありました。
しかし、大量消費社会が進むにつれ、体が服に合わせる既製服が当たり前となり、
現在ではオーダースーツが特殊なものとなってしまってます。
スーツやシャツなど昔はみんな、オーダーメイドだったはず、
日本人が忘れつつある、良いものを大事に使う、良いものを長く使う、という価値観が忘れられ 大企業が同じものをいかに多く作って安く売り、同じ物を皆が買う。

オーダーカンパニーは このような味気ない社会を変えてみたいという思いから生まれた会社です。

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